コーナー製作にご協力下さった同業者の社長さんの紹介 | |
茨城県常陸太田市のペンキ屋さん、西野社長さん | 神奈川県横浜市のペンキ屋さん、曽根社長さん |
ありがとうございましたっ!! |
対象となるもの | 特徴 | 落書きの状態 |
レンガ | 水分をとても吸収する | 塗料を吸い込んでしまい、なかなか取れそうにない |
化粧ブロック | ||
シャッター | 表面は堅く、触ると落書きに若干の凹凸が確認される・・ (磨りガラスの場合は、大変です・・) |
凹凸がある為、拭き取りにくい・・ |
ガラス | ツルツルしているので、取れそうだ・・ (磨りガラスの場合は、大変ですょ・・) |
|
砂骨壁 (リシンやスキン) |
砂の凹凸がある為、落書きの除去は困難のようだ・・ | 凹部へも色が乗っている為、拭き取りは困難のようだ・・ |
タイル壁 | 表面はツルツルしているが、目地や染み込みが心配 | 目地部分の拭き取りは、やや困難のようだ・・。 |
自動車など | ツルツルしているが、塗装による仕上げが施されている。 | 取れるようだが、下の塗装も剥げるか心配・・。 |
※総括すると、堅い表面は、対処しやすいが、表面が吸い込んだり、凹凸があったりすると、拭き取りに工夫が必要です。 |
落書きの程度(全面べったりか?部分的なのか?)を調査して、拭き取りか、塗り替えなのかを検討する。
使った道具 | 種類 | 溶かす溶剤 | |||||||
水 | 消しゴム | 石鹸水 | コンパウンド | 塗料用シンナー | ラッカーシンナー | 剥離剤 | ペーパー | ||
スプレー | ラッカー(溶剤系) | × | △ | × | ○ | × | ◎ | ◎ | ◎ |
ペンキ(油性系) | × | △ | ? | △ | △ | ◎ | ◎ | ◎ | |
手書き | ラッカー(溶剤系) | × | △ | × | ○ | × | ◎ | ◎ | ◎ |
ペンキ(油性系) | × | △ | ? | △ | △ | ◎ | ◎ | ◎ | |
水性マジック | △ | △ | △ | ○ | × | ◎ | ◎ | ◎ | |
油性マジック | × | △ | △ | △ | △ | ◎ | ◎ | ◎ | |
その他 | 投げつけられている | ? | △ | △ | △ | △ | ◎ | ◎ | ◎ |
※注意・・・あくまで、下地に影響を与えない程度での「落書き落し」が目的なので、◎はなるだけ使用したくない方法です。 |
作業時間を決定させるものは、「落書きの程度」と、「落書きの取れ方」により予測できると思います。 有効な取り方を見つけ出してから、作業を検討されますようにお願い申し上げます。くれぐれも、下地に影響が出ない程度での汚れ落しでありますように・・・・ |
作業上の注意 |
・拭き取り作業は落書きされてからの時間が早ければ早いだけ、元の状態に戻る可能性があります。 |
・薬品(シンナーや剥離剤)の使用は、成分の弱いものから使うようにしましょう。 |
・こまめに、ボロ布で落書きの塗料を吸い取るように工夫しましょう。 |
・試験的に拭き取る時は、目立たない場所を選びましょう・・。 |
・「おかしい」と思ったらスグに止めましょう。 |